びんごばんごBlog

森羅万象についてびんごばんごが勝手気ままにほざきまくります。
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財投債廃止こそ改革の本丸
 小泉純一郎首相の所信表明演説に対する各党の代表質問に民主党の新代表、前原誠司が登場した。記念すべき小泉、前原両党主の初対決なのだが、前原は噛み噛みだったし、「民主党は大幅に議席を減らしたが、『日本を、あきらめない』よう、前原代表の下で政権交代できる政党として発展されることを期待する」と小泉に軽くあしらわれてしまった。いかにも若造な感じが目立って迫力がないのは、逆にフレッシュなイメージを売り込めてそれはそれでいい。でも、郵政民営化や国の借金増大といった問題を取り上げるなら、財投債を突かなきゃだめだ。

 財投債というのは、特殊法人・独立行政法人などが行う財投事業の資金を調達するために発行される国債だ。平成16年度末の残高は121兆5532億円となっている。つまり、国債として調達された121兆5532億円もの資金が道路四公団をはじめとする特殊法人・独立行政法人等に融資されてきた。融資だからきちんと返済される限り問題ないが、1割でも不良債権化していればその金額は12兆円以上になる。そして、貸付先は無駄遣いの温床として悪名高い特殊法人や独立行政法人だ。一方、国は国債を償還しない訳にはいかないので、財政事情から増税もやむなしという理由で、国民に負担が押し付けられる。怖すぎる。

 予算編成の権限と責任を持っているのは内閣なので、小泉首相が財政投融資改革の断行を決断すれば、財投債の発行を止められる。だが、財投債の残高は平成13年度末の43兆7606億円から16年度末には121兆5532億円へと3年間で3倍近くに膨れ上がった。膨張しすぎだ。たとえ財投改革が痛みをともなう改革になるとしても、「モノ言えぬ子孫からの収奪」を放置すべきではないだろう。

 かつて財政投融資は、郵貯・年金積立金として集めらた資金を国の資金運用部に義務預託させることによって資金調達されていた。これが平成13年度の財投改革で、資金運用部への預託義務が廃止され、国債(財投債)や財投機関債の発行によって資金を調達できるようになった。かつての財投制度においては、郵政民営化は「入り口」改革になった。だが、今では「入り口」は国債(財投債)なので、郵政民営化は「入り口」改革にはならない。では、何を変えればいいのか?

 特殊法人・独立行政法人等は独自に財投機関債を発行して財投事業に必要な資金を調達できる。財投債を止めて資金調達手段を財投機関債(もちろん政府保証はナシ)だけにしても、財投事業がまともに経営されているなら、特殊法人・独立行政法人等は市場から資金を調達できる。無駄遣いをしていれば、財投機関債で調達できる資金は限られてくる。したがって、財投債の発行を止めれば、市場原理が機能して財投事業は適正な規模におさまるし、特殊法人・独立行政法人等は資金を調達するために経営努力が必要になる。逆に財投債を発行し続ける限り、特殊法人・独立行政法人等の無駄遣いは止まらない。

 小泉でも前原でもどっちでもいいから、改革競争をやるというなら「財投廃止にまで踏み込め」
| こう自公なあ | 21:03 | comments(9) | trackbacks(6) |
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 コメントありがとうございました。
 新人議員さんなどが,どんどんブログで国会情報を発信してくれるといいと思います。
 それが政治への関心を高めることだと思うのですが…。
| ガク爺 | 2005/09/28 10:11 PM |

トラックバックありがとうございます。

財投債は資金運用部預託だったものを2007年まで数年かけて債権化していきましょうということで始まったので、少なくとも今ある預託金を債権化する2007年までは、財投債の発行を止めるのは難しいのではと思います。

あと財投機関を全部いっしょにして廃止というのはちょっと問題かと。都市銀行の貸し渋りやJAバンクの縮小によって一次産業や中小企業への民間貸付が大幅に縮小する中で、商工中金など政府系金融機関の果たした一定の役割はあると思います。ただ、本当に必要なものといらないものを精査することは大賛成です。
| organicstyle | 2005/09/29 12:00 AM |

トラックバックありがとうございます。

びんごばんごさんのブログは勉強になりますね。 これからも時間を見つけて覗きに(遊び?)来ますので、よろしくお願い致します。
| 大分の暴れ牛 | 2005/09/29 9:38 AM |

トラックバックありがとうございます。

場末のブログまでご訪問いただきありがとうございました。
私の漠然とした疑念に的確にお答えいただいているようで
大変興味深く読ませていただきました。

これからもよろしくお願いいたします。

| orangesr | 2005/09/29 1:18 PM |

TBありがとうございます。その通りだと思います。いつも不思議に思うのは、特殊法人、独立行政法人の改革がどうしてできないのかということです。不良債権を多く抱えている事は想像できるのですが、実態が出てこない。数字だけが踊っているのでは?と思っています。考え過ぎでしょうか?
| tarupa | 2005/09/29 3:15 PM |

コメント有り難うございましたm(_ _)m

私も個人的には期待したかったのですが、噂の「ホワイトバンド」つけてると聞いた時点で・・・諦めました^^;

なにせ、政治家でつけてたメンバーみたらねぇ〜
イタイっす(TT
| ダイ・グ | 2005/09/29 9:41 PM |

Doblog から引越ししたので、アクセス数をある程度確保しないといかん、と気負っていたが、けっこう順調にアクセス数を確保できた。当ブログにアクセスしていただいた皆さんにはたいへん感謝しております。ありがとうございました。

話は変わるが、びんごばんごBlog にも、ブログ界で話題のキーワード「ホワイトバンド」がついに登場した。ホワイトバンドよりアニマルラバーバンドが欲しいびんごばんごではあるが、ホワイトバンド肯定派だ。収益金を寄付してないぞとかいうバッシング論はいくらなんでも的外れすぎる。

ホワイトバンドを売って活動資金を集めるというのは目新しいが、先進国政府の貸し手責任を追及して、最貧国に対する債務帳消しを求めるという運動自体は何年も前からかなり盛んだった。債務帳消しが貧困問題の解決につながるかどうかはともかく、最貧国を食い物にしてビジネスをしてきた先進国側に非があることは否定できない。

国内的な政治腐敗という視点を越えて、対外援助の相手国がどうなっているかを問う意識が日本でもやっと出てきたのかなとびんごばんごは半信半疑で見守っているが、アフリカ諸国へのODA増額等でおいしい思いをしようとしている人々にとっては、不正をチェックすべく虎視眈々と待ち構えている者の存在はさぞかし目障りなんだろうな。

http://www.hottokenai.jp/
ほっとけない 世界のまずしさ

http://www.plus-d.com/arb/
アニマルラバーバンド
| びんごばんご | 2005/09/29 10:57 PM |

TBありがとうございました。
財投債ですか。勉強になりました。
財源の問題は(も?)、まったくもって勉強不足なので、また勉強しにのぞかせていただきます。
| 葉っぱ | 2005/09/29 11:50 PM |

http://blogforjapan.jugem.cc/?eid=210
にコメント頂いたので、こちらにも再度、返答を書いておきますね。

財投機関債は政府保証のつかない債券で発行額も市場での取引者も少ないため、財投債よりも金利が高く、国債に比べ市場での流動性もかなり低くなります。

この金利の上昇は、中小企業などに融資を行う商工中金などにとっては、そのまま貸し手に跳ね返るわけで、そのリスクプレミアムが都市銀行や機関投資家の利益になるとすれば、財投機関をすべて、財投機関債でまかなえというのは所得分配機能としても、あまり適切だとは思えません。

ただ組織の効率化のインセンティブとなるような割合で、財投債と財投機関債を組み合わせて運営していくのは良いと思います。
| organicstyle | 2005/09/30 2:09 AM |










http://bingobango.jugem.jp/trackback/2
国会議員のブログ
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