びんごばんごBlog

森羅万象についてびんごばんごが勝手気ままにほざきまくります。
トラックバック&コメント大歓迎です。
<< 鬱にならなければエヴァは語れないわ(2) 〜 碇シンジ、搭乗を承諾 (ネタバレあり) | main | 鬱にならなければエヴァは語れないわ(4) 〜 雨、逃げ出した後 (ネタバレあり) >>
<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
鬱にならなければエヴァは語れないわ(3) 〜 葛城ミサトの存在価値 (ネタバレあり)
 綾波レイの姿を目の当たりにして訪れた意思に衝き動かされて碇シンジはエヴァ初号機に乗る。だが衝動的に搭乗を決意したもののシンジは次第に打ちひしがれていく。そして葛城ミサトから激励され再起する。ミサトからの激励によるシンジの再起は、テレビ放映版では第四話のみだが、旧劇場版『Air/まごころを、君に』でもう一度繰り返される。
 シンジをエヴァに乗る気にさせる点でミサトと綾波レイは似たような役割を担っているが、自ら積極的にシンジとの意思疎通を図るか否かでレイとミサトの態度は分かれる。この分岐は、サードインパクト/人類補完計画を何としても阻止したいミサトの立ち位置と、どうするかは「碇君」次第のレイの立ち位置との差異に密接に関連する。つまり、シンジの再起を促すミサトの働きかけは、サードインパクトを阻止するという目的を達成するためにシンジの協力を取り付けることを意味する。

 だが、セカンドインパクトを経験していないし、現状の社会へのコミットメントも希薄なシンジからミサトが協力を得られるなどということは一見あり得そうもない。──このような視点から見ると、華奢な体型でもの静かだが強い意志を秘めた綾波レイ(さらに最初は包帯ぐるぐる巻きでもある)はシンパシーを呼び起こす装置として作り込まれていることに気付かされる。──このあり得そうもなさがそのまま、ストーリー上の微妙さと、ミサトの煩悶につながる。また、ときとしてミサトがたんなる熱血教師(あるいは「いい保母さん」by 赤木リツコ)にしか映らないきらいもある。

 他方で、やがて渚カヲルの死を巡る対立として表面化する緊張をはらみつつミサトとシンジが信頼関係を築いていくところがエヴァの魅力の一つであり、二人が重ねていく交流自体が碇ゲンドウの推進する人類補完計画に対するアンチテーゼとして提示されることになる。

 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』でも、サードインパクトを阻止するためにシンジにエヴァへの搭乗を促すという葛城ミサトの基本的な役割に変化はない。ただ、その重要性はいくつかの理由からやや低下しているという感が否めない。もし、そうだとすると新たな登場人物(霧島マナでも出すのか?)に重要な役割を担わせるための準備なのか?

 旧作では、人類補完計画を推進する碇ゲンドウ、ゼーレと、これを阻止しようとする葛城ミサト、加持リョウジの対立に焦点があたる一方、人類補完計画のあり方をめぐるゼーレと碇ゲンドウの対立については争点が曖昧なまま人類補完計画が始まってしまったので、新劇場版ではそのあたりが明確になっていくのかもしれない。
| エヴァンゲリオン | 14:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 14:28 | - | - |









http://bingobango.jugem.jp/trackback/44
Amazon
Amazon
Amazon
Coleman サバイバルキット 170-6458
Coleman サバイバルキット 170-6458 (JUGEMレビュー »)

セット内容: ポンチョ、ブランケット、イルミスティック×2本、笛、ファーストエイドポーチ、ハサミ
NEW ENTRIES
RECENT TRACKBACK
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
OTHERS
FOOD FORCE 日本語版
このページの先頭へ